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  •  モーニング娘。'16にとって2016年の前半は、一つの楽曲と現メンバーの相性がぴたりと合ったことにより、俄に勢いづいた期間だと言えるかもしれない。「今のモーニング娘。」のカラーを打ち出す上で、また、鞘師里保、鈴木香音とメンバーが立て続けに卒業する淋しさを吹き飛ばす上で、その楽曲は大役を果たしたのだ。 「泡沫サタデーナイト!」がラジオで初オンエアされたのは2...

    [続きを読む](2016.07.16)
  •  2015年9月19日にスタートした「モーニング娘。'15 コンサートツアー秋 〜PRISM〜」は、途中で鞘師里保の卒業発表があり、後半から卒業コンサートツアーの意味合いも兼ねるような形になったものの、動揺がステージ上で乱れを生む場面は(私が観たところでは)なかったと言っていい。改めてその期間を振り返ると、「よくあんな凄いコンサートができたな」という気持ちに...

    [続きを読む](2015.12.19)
  •  モーニング娘。のコンサートに行くときは、毎回新鮮な気持ちで会場へ向かう。何度も観ていれば徐々にルーティンワーク化しそうなものだが、一向にそうならない。常にアップデートされる期待とそれに伴う不安が、決まって私の心を占める。1ヶ月前に観たばかりでも、次のコンサートではどんな風に変わるのか、全く読めない。そして終演後は、「来てよかった。また必ず来よう」という気持...

    [続きを読む](2014.12.13)
  •  現在のモーニング娘。にとって、フォーメーションダンスは単に外面的な武器であるだけでなく、10人のメンバーが息を合わせ、ステージ上で気持ちを一つにするためのジェネレーターとして機能している。これは控えめにいっても有効なアイディアだと思う。各メンバーの表現の個性的な部分やスキルが見えにくい一面はあるが、それらを打ち出していくのはまずパフォーマンスの基盤を整えて...

    [続きを読む](2013.12.21)
  •  モーニング娘。は単純にグループとして魅力があり、鉱脈のように「人財」で潤っている。メンバーの卒業や加入で体制が変わっても、バランスが崩れることはない。そのバランスも、いかにも整然とした感じではなく、ちょっと分かりにくいものである。しかし、時間が経つにつれ、「すでに卒業したメンバーたちがまだ現体制に残っていたら」という仮定が、徐々に考えにくいものになってくる...

    [続きを読む](2013.07.13)
  •  最近、日常生活の中でモーニング娘。の名前を目にすることが増えてきた。街中にポスターが貼られたり、メジャーな雑誌の表紙を飾ったりしているし、テレビに出演する機会も一時期よりは少しだけ増えた印象がある。電車の中で「モーニング娘。が......」と話している中高生もたまに見かける。「状況が変わった」とまでいいきるのは早計だが、良い形で16年目に入ったとは思う。 ...

    [続きを読む](2012.12.08)
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