文化 CULTURE
  • 最もすぐれたレイモン・アロン論は、すでにこの世に存在する。それはアロン自身の手により完成され、死の年(1983年)に出版された『回想録』である。彼はこの大著をもって自分の生涯を総括した。その記憶力と分析力が死ぬまで衰えていなかったことは、これを読めば分かる。レイモン・アロンの名前は、ジャン=ポール・サルトルとポール・ニザンの高等師範学校時代の同級生として、『...

    [続きを読む](2014.10.25)

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