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  • ランディ・ニューマン『グッド・オールド・ボーイズ』1974年作品 昔はスルーされたけど、今では差別的だとかステレオタイプ化を助長するとして使用が憚られる言葉/表現が世の中にはたくさんある。その手の言葉/表現を含むポップソングとして必ず例に挙がるのが、パティ・スミスの「Rock and roll N*****」やジェネシスの「Illegal Alien」、もし...

    [続きを読む](2024.01.26)
  • ケイト・ブッシュ『雪のための50の言葉』2011年作品 筆者がアフリカ大陸の南端にある国で高校に通っていた頃のある冬の日、授業中に雪が降り始めた。降雪は実に40年ぶりだったそうで、先生も含めて大多数の人にとって、生まれて初めて見る雪だ。当然ながら教室内は騒然となって、みんな一斉に校庭に飛び出し、残りの授業は取りやめになるという出来事があった。まあそれは極端な...

    [続きを読む](2022.01.25)
  • グレアム・コクソン『ハピネス・イン・マガジンズ』2004年作品 1990年代半ばに起きたブラーVSオアシス合戦は、もちろん捏造とまでは言わないけど、メディアが面白おかしく煽ってエスカレートさせた騒動であって、デーモン・アルバーンとノエル・ギャラガーがゴリラズの曲で仲良く共演している四半世紀後の世界から振り返ると、バカバカしいことこの上ない。実際にはどっちも好...

    [続きを読む](2021.09.24)
  • ジョン・プライン『ジョン・プライン』1971年作品 洋楽ファンにとって、多くのアーティストがツアー・スケジュールに含めてくれる日本(厳密には東京か?)は恵まれた場所ではある。ただそれもジャンルによりけりで、地味なジャンルだとそうもいかない。〈アメリカーナ〉と括られるアメリカのルーツ音楽、特にカントリー音楽もそのひとつで、ゆえに筆者は、2005年にボナルー・フ...

    [続きを読む](2020.05.26)
  • MIKA『ライフ・イン・カートゥーン・モーション』2007年作品 ベイルートにて、シリアの血を引くレバノン人の母とアメリカ人の父の間に誕生し、内戦を逃れて1歳から10年間をパリで過ごして、9歳の時にロンドンに移住。英語、フランス語、イタリア語、スペイン語を流暢に操り、フィレンツェとマイアミを拠点に音楽活動を行なう傍ら、フランスとイタリアでテレビ番組にレギュラ...

    [続きを読む](2020.01.20)
  • エルトン・ジョン『黄昏のレンガ路』1973年作品 "Follow the yellow brick road!"――映画『オズの魔法使』(1939年公開)の中でジュディ・ガーランド演じるドロシーは、そう叫ぶマンチキンたちに急き立てられて、オズの都エメラルド・シティへと続く黄色いレンガ路を進む。魔法使いの力を借りて家に帰るために。でもやっと辿り着いてみると、実...

    [続きを読む](2019.06.24)
  •  その昔、YOKOHAMA BLACK CINEMA CLUBなる好事家の集まりがあり、筆者自身もメンバーのひとりで、不定期ながら、横浜某所で行われていた〈レアなブラック・ミュージックの映像を鑑賞する会〉に必ず参加していた。また、都内某所において、1980年代半ば頃、早稲田大学のサークル〈ブラック・ミュージック研究会(サークル名:ギャラクシー)〉の集まりがあ...

    [続きを読む](2013.02.16)
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