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  •  『地上より永遠に』(1953年)に印象的な場面がある。ホノルルの兵営に配属されたプルーイット二等兵が、かつてボクシングで親友に大きな怪我を負わせたことをクラブのホステスに話すシーンだ。その語り方は、内に抱える苦しみをにじませていて、いわゆるお芝居らしいテンポがない。このように内向的で生々しい演技は当時のハリウッドではまだ珍しく、多くの名優が出演しているこの...

    [続きを読む](2019.10.07)
  •  1956年に製作された日活のミュージカル映画『お転婆三人姉妹 踊る太陽』で、芦川いづみは三姉妹の次女・夏子に扮している。その夏子が、寝る前に神様にお願いをするシーンがある。「神様、夏子に絶世の美貌を与えたまえ。エリザベス・テイラーのような瞳とグレイス・ケリーのような鼻とキム・ノヴァクのような唇、そしてジェームズ・ディーンのような恋人を」 実際の芦川いづみが...

    [続きを読む](2013.08.15)
  •  しかし、私がこの映画で一番感銘を受けたのは、アラン・ラッドの早撃ちでも、ジーン・アーサーの魅力でもない。悪役のジャック・パランスなのである(クレジットはウォルター・ジャック・パランス)。彼が演じたのは殺し屋ウィルソン。このウィルソンが、エライシャ・クック・ジュニア扮する短気な開拓農民トーリーを撃つ場面は、鳥肌が立つ。 わざと喧嘩を売るウィルソン。カッとする...

    [続きを読む](2012.04.12)
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