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  • ジャーヴィス・コッカー『ジャーヴィス』2006年作品 今話題の再結成ツアーと言えば、ブラーもさることながら、今年デビュー40周年を迎えるパルプのそれが気になっている。正確には解散はしていないから〈再結成〉にはあたらないのかもしれないが、日本へは1996年に一度来たきりで、2007年のフジ・ロック・フェスティバルにはジャーヴィス・コッカーがソロで出演してくれた...

    [続きを読む](2023.05.25)
  • M.I.A.『アルラー』2005年作品 1951年に国連が採択した『難民の地位に関する条約』は「人種、宗教、国籍、政治的意見やまたは特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受けるかあるいは迫害を受けるおそれがあるために他国に逃れた」人々を、難民を定義付けている。また国連難民高等弁務官事務所によれば、現在ではその定義は「政治的な迫害のほか、武力闘...

    [続きを読む](2021.05.26)
  • 『トレインスポッティングオリジナル・サウンドトラック』1996年作品 今からちょうど20年前(1996年)に公開された、『トレインスポッティング』という映画のタイトルを耳にして真っ先に思い出すのは、アンダーワールドの「ボーン・スリッピー」? それとも、冒頭で聴こえたイギー・ポップの「ラスト・フォー・ライフ」の、アイコニックなドラムビートだろうか? 或いは、主...

    [続きを読む](2016.08.14)
  • パルプ『コモン・ピープル』1995年作品 その感覚を「違和感」、もしくは「居心地悪さ」と評するべきなのか、パルプは枠からハミ出がちなバンドだった。間違いなく純英国的なセンスを備え、一般的にはブリット・ポップに括られることが多いものの、スウェードやブラーの面々と比べると世代的には少しばかり先輩。フロントマンでありリリシストのジャーヴィス・コッカーが前身バンドA...

    [続きを読む](2014.09.15)
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