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  • M.I.A.『アルラー』2005年作品 1951年に国連が採択した『難民の地位に関する条約』は「人種、宗教、国籍、政治的意見やまたは特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受けるかあるいは迫害を受けるおそれがあるために他国に逃れた」人々を、難民を定義付けている。また国連難民高等弁務官事務所によれば、現在ではその定義は「政治的な迫害のほか、武力闘...

    [続きを読む](2021.05.26)
  • ステップス『ゴールド グレイテスト・ヒッツ』2001年作品 アバという究極にして絶好のプロトタイプがあるというのに、ガールズ&ボーイズ・ミックスのポップ・グループが少ないのは、逆に、何をやってもアバには勝てないし、模倣だと思われかねないからか? 彼らの地元スウェーデンでさえ、1990年代初めに一世を風靡したエイス・オブ・ベイスを輩出したのみで、唯一...

    [続きを読む](2021.02.25)
  • アラニス・モリセット『ジャグド・リトル・ピル』1995年作品 1995年にこの『ジャグド・リトル・ピル』(全米チャート最高1位)がリリースされた時に正直言ってあまりピンと来なかった理由を考えてみると、言い訳は色々ある。特徴的なヴィジュアル・アイデンティティを持っていなかったこと。歌い方が大仰に感じられたこと。オルタナティヴなのかメインストリームなのかはっき...

    [続きを読む](2019.11.22)
  • ネナ・チェリー『ロウ・ライク・スシ』1989年作品 2019年8月から9月にかけて、どういうわけかチェリー家の人々が相次いで日本にやってきた。まずはネナ・チェリーが、夫でプロデューサーのキャメロン・マクヴェイを伴ってサマーソニック・フェスティバルなどで公演。続いて、先頃デビュー・アルバムを発表したネナとキャメロンの次女メイベルがプロモーション来日し、9月半ば...

    [続きを読む](2019.09.18)
  • スパイス・ガールズ『スパイスワールド』1997年作品 「準備万端よ!」と添えて、壁一面のポスターの前で撮った子供時代の写真をツイートしたのはアデルだったが、スパイス・ガールズが2019年にツアーを行なう旨を発表して大反響を呼んだのは、さる11月5日のこと。2000年に一旦活動を休止し、10年前にオリジナル・メンバーでのツアーを大成功させた彼女たちは、今回もチ...

    [続きを読む](2018.11.24)
  • ケイト・ブッシュ『愛のかたち』1985年作品 何をもって〈年相応〉とするのかは一概にはいえないもので、殊に、10代にして中年の危機を迎えたというモリッシーから、50代でもチアリーダーになり切っているマドンナまでがいるミュージシャンの場合、〈年相応〉の基準は曖昧だ。それにしても、ケイト・ブッシュが27歳で歴史的マスターピースと目されている本作『愛のかたち』(1...

    [続きを読む](2012.09.17)
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