文化 CULTURE
  • 決して忘れられないテレビドラマというものがある。私にとってそういう作品は20本近く存在する。中でも、中学時代に見て鮮烈に記憶に残っているのがアメリカのドラマ『ケインとアベル』だ。副題は『権力と復讐にかけた男の情熱』。日本で放送されたのは1986年。とにかくスケールの大きさ、ストーリーの面白さに圧倒され、家族全員夢中になって見た。テレビドラマを見て、内から湧く...

    [続きを読む](2012.03.24)
  • ファミリーコンピュータが発売されたのは1983年のことである。当時私は小学4年生。喉から手が出るほど欲しかったが、買ってもらえなかった。「勉強しなくなるから」というのが理由である。テレビゲームは堕落への一歩。親の目にはそう見えたのだろう。5年生になるまでにはクラスの男子の大半がファミコンを所有していた。置いてけぼりを食った私は、ファミコン関連の会話をしたり、

    [続きを読む](2012.03.10)

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