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  • ザ・ポーグス『ラム酒、愛 そして鞭の響き』1985年作品 先頃報じられたザ・フォールのマーク・E・スミスの死は、ポストパンク期のロックに親しんだ世代にとって大きな衝撃だったが、危ない危ないと言われつつ(!)2017年のクリスマスに無事還暦を迎えたのが、マークと同じ1957年生まれのザ・ポーグスのシェイン・マガウアンだ。数年前から車椅子生活を送っているものの、...

    [続きを読む](2018.02.26)
  • カイリー・ミノーグ『インポッシブル・プリンセス』1997年作品 それはマネージャーなのかプロデューサーなのか、はたまたレコード会社なのか、パワフルな後ろ盾を得て大成功を収めたものの、だんだん他人にコントロールされることを窮屈に感じて、ついには〈独立〉を宣言するーー。以前取り上げたマライア・キャリーの『バタフライ』はまさにそういう独立宣言だったし、ベイビーフェ...

    [続きを読む](2015.12.25)
  • ニック・ケイヴ・アンド・ザ・バッド・シーズ『マーダー・バラッズ』1996年作品 殺人者の歌、つまりいわゆるマーダー・バラッズを集めたアルバムを思い付いて、躊躇いなく実行に移す男と言えば、この人しかいない。オーストラリアのイメージをドス黒く塗り替える暗黒王子にして、ポストパンク世代では最もトム・ウェイツやボブ・ディランやレナード・コーエンといったレジェンドたち...

    [続きを読む](2015.10.17)
  • ザ・ストゥージズ『ファン・ハウス』1970年作品 今も現役のパンクのゴッドファーザーであるイギー・ポップが20代前半にやっていたバンドがザ・ストゥージズだ。2003年には再結成し、来日公演でもノスタルジーで終わらぬライヴをかまして新旧のファンの血を沸騰させた。 1968年4月にライヴ・デビューしたザ・ストゥージズは、MC5と共に米国デトロイト・ロックの象徴で...

    [続きを読む](2012.04.19)
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