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  • ジョーン・アーマトレイディング『ジョーン・アーマトレイディング』1976年作品 1976年に登場したこのサード・アルバム『Joan Armatrading』(全英チャート最高12位)で世界的ブレイクを果たしたジョーン・アーマトレイディングの公式ウェブサイトを開いて、〈MUSIC IN MY LIFE〉と題された項をクリックすると、次のように始まる文章が目に入...

    [続きを読む](2023.06.27)
  • トム・ロビンソン・バンド『パワー・イン・ザ・ダークネス』1978年作品 真っ黒に塗られた背景がダークネスを象徴し、オレンジに近いイエローの突き上げられた拳がパワーを象徴する――。もうすぐ23年ぶりに来日するトム・ロビンソン・バンド(TRB)が、1978年に発表したデビュー作『Power In The Darkness』(全英チャート最高4位)ほどに、タイトル...

    [続きを読む](2022.07.27)
  • コーナーショップ『ボーン・フォー・ザ・セヴンス・タイム』1997年作品 先日BBCのニュース番組で英国議会の映像を見ていて、ちょっと驚いたことがある。最前列に座るジョンソン首相の両脇にいた内務大臣と大蔵大臣がどちらも、南アジア系の政治家だったのである。人種ではなく、彼らが保守党内閣の最重要ポストにあるという点に驚いたのだ。しかも内務大臣のほうは非常に厳格な移...

    [続きを読む](2020.03.22)
  • エルトン・ジョン『黄昏のレンガ路』1973年作品 "Follow the yellow brick road!"――映画『オズの魔法使』(1939年公開)の中でジュディ・ガーランド演じるドロシーは、そう叫ぶマンチキンたちに急き立てられて、オズの都エメラルド・シティへと続く黄色いレンガ路を進む。魔法使いの力を借りて家に帰るために。でもやっと辿り着いてみると、実...

    [続きを読む](2019.06.24)
  • ロビー・ウィリアムス『アイヴ・ビーン・エクスペクティング・ユー』1998年作品 さる2017年6月4日、アリアナ・グランデのマンチェスター公演会場での爆弾テロ事件を受けて、大規模なチャリティ・コンサート〈One Love Manchester〉が開催された。英国最大の男性ソロ・アーティストとして20年間シーンに君臨してきたロビー・ウィリアムスは、地元を代表し...

    [続きを読む](2017.07.16)
  • U2『ヨシュア・トゥリー』1987年作品 ヨーロッパのミュージシャンにとってアメリカはひとつの理想であり、ゴールであり、時にして憂慮というか疎ましさというか、反感の対象にもなり得る。U2はまさに、そういうアメリカとの複雑な関係性を体現するバンドだ。中でも5作目『ヨシュア・トゥリー』(1987年/全米・全英最高1位)には相反するアメリカ観が完璧なバランスで混在...

    [続きを読む](2017.02.19)
  • ザ・ジャム『サウンド・アフェクツ』1980年作品 ポール・ウェラーはうしろを振り返りたがらない人だ。それどころか、やりたいことがあり過ぎて創作のスピードが追い付かないことに、常に焦りを感じているようなアーティストだ。思えば最初のバンド、ザ・ジャムのデビュー作『イン・ザ・シティ』が登場した1977年から、これまで約40年間に実に計22枚のアルバムを制作。続々新...

    [続きを読む](2015.09.18)
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