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  • ジュリー・クルーズ『フローティング・イントゥ・ザ・ナイト』(1989年作品) 最初にクリアにしておきたいのだが、ジュリー・クルーズの作品を選んだのは、彼女が急逝したからではない。以前から取り上げたいと思っていて、たまたま「じゃあ今月はこれで」と決めた数日後に訃報が届いたのだが、これも縁みたいなものだと受け止めて、1989年発表のファースト・アルバム『Floa...

    [続きを読む](2022.06.20)
  • ナンシー・シナトラ&リー・ヘイズルウッド『Nancy & Lee』1968年作品(邦題:ナンシーとリー『二人の青い鳥』) 昭和歌謡の湿り気がつきまとうせいか、若い頃は、男女デュエットにはどうも馴染めなかった。洋楽の世界でも筆者が育った1980年代の男女デュエットと言えば、ダイアナ・ロスとライオネル・リッチーの「エンドレス・ラヴ」とかジョー・コッカーと...

    [続きを読む](2021.06.22)
  • ドキュメンタリー的手法 挑戦的なテーマで数々の名作を手掛けたオーストリア出身の名監督フレッド・ジンネマンは、若い頃ロバート・フラハティの助手を務めていたことがあり、その経験を生涯の糧としていた。自伝にも「フラハティのドキュメンタリー・アプローチは、『山河遥かなり』、『男たち』、『真昼の決闘』、『尼僧物語』、『ジュリア』や他の映画を監督していた時に、私の脳裏に...

    [続きを読む](2021.04.14)
  • 『Red Hot+BlueA tribute to Cole Porterto benefit AIDS research and relief』1990年作品 今年リリース30周年を迎える名盤は何かと問われれば、パブリック・エネミーの『ブラック・プラネット』やソニック・ユースの『Goo』などが真っ先に思い浮かぶのだが、ひとつの感染症が世界を未曽有のカオスに...

    [続きを読む](2020.06.15)
  •  「ハイエナ」の異名を持つリチャード・ウィドマークは、悪役出身の大スターだ。冷酷非情な殺し屋役からスタートし、様々なタイプの悪党を生き生きと演じ、やがて屈折したヒーローを演じるようになり、しまいには大統領役を務めるまでになったそのキャリアは特筆に値する。 魅力的な悪役は時に主役を食うものだが、ウィドマークはデビュー作『死の接吻』(1947年)のトミー役で、す...

    [続きを読む](2019.08.26)
  • エイミー・ワインハウス『バック・トゥ・ブラック』2006年作品 飲酒癖を見かねた周囲の人たちからリハビリを勧められた時、エイミー・ワインハウスが「ノー、ノー、ノー」と拒まずに大人しく施設に入って、酒断ちに成功していたら、どうなっていたのだろう。よりによって急性アルコール中毒で命を落とすことなく、今も元気に活動をしていたのだろうか。少なくとも『リハブ』という名...

    [続きを読む](2019.08.19)
  •  エレノア・パーカー主演の『女囚の掟』(1950年)の原題は『Caged』。日本では未公開だったが、現在はDVD化されている。タイトル通り、檻の中の話だ。強盗の共犯で刑に服したマリー(エレノア・パーカー)は、刑務所内の慣習や上下関係の洗礼を受けるが、その過程で、看守ハーパー(ホープ・エマーソン)の暴虐ぶり、囚人間の覇権争い、自殺や殺人などが描かれる。やがて精...

    [続きを読む](2017.11.27)
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