映画 MOVIE

名画鑑賞サロン

忘れ得ぬ人と映画

“人と映画 ”についてのエッセイ。
忘れられない(忘れてほしくない)作品や
スクリーンで永遠の生命を獲得した男優、女優の魅力を
今昔問わず、国問わず、自由な形式で語る。

  • 先に挙げた『愛人ジュリエット』、『夜ごとの美女』、『夜の騎士道』、『危険な関係』は大きく2つの系統に分けることが出来る。前の2作は過酷な現実からの逃避を描いたもの、後の2作は危険な恋の賭けを描いたものという風に。『愛人ジュリエット』は、マルセル・カルネ監督作。恋人ジュリエット(シュザンヌ・クルーティエ)のために店の金を盗んで、刑務所に入れられた青年ミシェルが...

    [続きを読む](2013.11.06)
  • ジェラール・フィリップはいつの時代にも通用しそうな美貌に恵まれた二枚目であるだけでなく、舞台でも高い評価を得ていた演劇人であり、抜群の身体表現の能力と知性と品格と神秘性を備えたカリスマであった。そして何より柔軟性に富み、アクション史劇にも、ロマンティックな文芸映画にも、軽い喜劇にも、シリアスな現代ドラマにも嵌る名優であった。だからこそ、亡くなってから半世紀以...

    [続きを読む](2013.11.04)