映画 MOVIE

名画鑑賞サロン

忘れ得ぬ人と映画

“人と映画 ”についてのエッセイ。
忘れられない(忘れてほしくない)作品や
スクリーンで永遠の生命を獲得した男優、女優の魅力を
今昔問わず、国問わず、自由な形式で語る。

  • ヴァンパイア映画史上最初の傑作は、著作権の禁を犯した天才監督の手によって生まれた。『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922年)の原作は、ブラム・ストーカーのベストセラー小説『ドラキュラ』である。ドイツの監督フリードリヒ・ヴィルヘルム・ムルナウは、その映画権を得ようとして断られると、ドラキュラ伯爵をオルロック伯爵、タイトルを

    [続きを読む](2018.12.11)
  • 『幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形』(1970年)が製作されるきっかけとなったのは、山本迪夫監督がデビュー作『野獣の復活』の完成パーティーで口にした、「死ぬまでに一本だけ、人が悲鳴を上げるような映画を作りたい」という一言だったらしい。それを聞いた東宝のプロデューサー田中文雄はすぐにこの映画を企画した。田中はのちに作家としてホラー小説を書い

    [続きを読む](2018.12.03)