映画 MOVIE

名画鑑賞サロン

忘れ得ぬ人と映画

“人と映画 ”についてのエッセイ。
忘れられない(忘れてほしくない)作品や
スクリーンで永遠の生命を獲得した男優、女優の魅力を
今昔問わず、国問わず、自由な形式で語る。

  • 名作というよりカルト作、怪作のようにみなされている映画でも、その人が観た時の外的状況や内的状態によって深く心に残る作品になることがある。1987年に公開された那須博之監督の『新宿純愛物語』は、まさにその典型といっていい。これは当時中学2年生だった私にとって精神上の快楽になり、支えにもなった映画の一つである。なので、いくつか欠点があるのは承知の上で、今なお愛情...

    [続きを読む](2013.10.26)
  • フランス映画史上、最高の美人女優といえばダニエル・ダリューである。人の外見をいい表す時に「フランス人形みたい」というフレーズをつかうことがあるが、彼女はそのフランス人形以上の美しさ、可愛らしさを併せ持つ銀幕の宝石だ。「美」の前に「個性的な」とか「知的な」と付け加えて「美」を相対化したり種別したりする必要もない。シンプルな意味で「美」なのである。そのために白痴...

    [続きを読む](2013.10.09)