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  • アノーニ『ホープレスネス』2016年作品 毎日暑い。かつてないほど。理由は明白だ。なのに暑さを日々報じるニュース番組はほとんど触れない。参院選でもマイナーな争点にすらならなかった。もういい加減本気で対処しないことには、人類が滅亡するかもしれないのに。 言うまでもなくその理由は気候変動であり、いかに深刻な問題であるかも随分前から分かっていた。きっかけは1997...

    [続きを読む](2025.08.24)
  • コーナーショップ『ボーン・フォー・ザ・セヴンス・タイム』1997年作品 先日BBCのニュース番組で英国議会の映像を見ていて、ちょっと驚いたことがある。最前列に座るジョンソン首相の両脇にいた内務大臣と大蔵大臣がどちらも、南アジア系の政治家だったのである。人種ではなく、彼らが保守党内閣の最重要ポストにあるという点に驚いたのだ。しかも内務大臣のほうは非常に厳格な移...

    [続きを読む](2020.03.22)
  • ビースティ・ボーイズ『イル・コミュニケーション』1994年作品 「Cultural appropriation」なる言葉がメディアでさかんに飛び交うようになったのは、2012年のアダム・ヤウクの急死を受けてビースティ・ボーイズが活動を停止したあとだったと思う。直訳すると「文化的流用」。自分が属さないカルチャーの要素を、歴史的背景などへの配慮や敬意を欠いた形で...

    [続きを読む](2016.02.11)
  • ビキニ・キル『プッシー・ホイップド』1993年作品 2013年の音楽界のキーワードのひとつは「フェミニスト」だったような気がする。片やザ・ナイフを始めとするオルタナティヴ勢が、先鋭的サウンドに乗せてジェンダー問題を論じ、ポップ界でもビヨンセにマイリー・サイラスにリリー・アレン......と大物スターたちがフェミストを標榜、或いはフェミニズムを語る作品を発表。...

    [続きを読む](2014.02.17)
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