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タグ「梅原猛」が付けられているもの
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太子信仰 聖徳太子に夢中だった時期がある。多分一万円札の顔だったことがきっかけだろう。当時はまだ子どもだったので、一万円札を目にする機会があまりなく、それで尊いと感じたのかもしれない。小学六年の時は、夏休みの自由研究の題材にした。いくつかの伝記を読み、テーマを設定し、模造紙四、五枚に書き写したようなもので、大した研究でもなかったが、今思えば、あれは何かについ...
[続きを読む](2026.02.23) -
最上の魂とは何か ヘラクレイトスが最上としたのは、「火」=乾いた魂である。それはいわば目覚めた人間の姿であり、「自己を認識すること、そして思慮を健全に保つこと」(断片116)ができる状態を示している。「水」=湿った魂は、飲酒の快楽を指しているようだが、性の快楽や感情的になって流す涙も含まれるだろう。「土」は固まっているもの。湿りを帯びた後に来たるべき死、現世...
[続きを読む](2015.08.01) -
石見国(いわみのくに)の妻との別れを詠った長歌もある。「石見相聞歌」だ。こちらは死別ではなく、男が何かの事情で上京しなければならなくなったための別離である。何しろ約1300年前のことなので、いったん遠く離れたら、また再会出来るとは限らない。一時の別れのつもりが一生の別れになることもある。 この長歌の後、「妻依羅娘子」の作とされる歌が出て来ることから、彼女を...
[続きを読む](2014.02.08)
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