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  • トーリ・エイモス『Native Invader』2017年作品 というわけで、しばらくの間ニュースを独占していたアメリカ大統領選挙が終わった。音楽界からはご存知の通り、圧倒的多数のミュージシャンが民主党候補カマラ・ハリス氏への支持を表明。応援活動を行なって話題を呼んだが結局ああいう結果に終わり、「そもそもセレブリティの応援に意味はあるのか?」などという問いか...

    [続きを読む](2024.11.23)
  • PJハーヴェイ『トゥ・ブリング・ユー・マイ・ラヴ』1995年作品 女性ミュージシャンを評する文章で、「女の情念」という言葉にしばしば出くわす。「男の情念」というのはあまり目にすることがないし、恐らく女性よりも男性たちが、セクシーとかカワイイとかフシギといった単純な解釈ができない、少々ドロっとした女性性を形容する際に使いたがる言葉のように感じられるのだが、音楽...

    [続きを読む](2016.05.20)
  • ビョーク『ポスト』1995年作品  『ポスト』のカラフルなアートワークで一番に目をひくのは、ビョークが着ている赤と青の縞に縁どられた白いジャケットではないかと思う。デジタル時代の今ではアナクロに感じられる、エアメールの封筒を模したこの紙製ジャケットは、英国人デザイナーのフセイン・チャラヤンの作品。もちろんランダムに選んだわけじゃない。本作が登場した...

    [続きを読む](2013.07.10)
  • アソシエイツ『サルク』1982年作品「アソシエイツは偉大なグループだった。僕らはみんな真似をしたものだ。ビリーは偉大なシンガーだった。でも僕には真似できなかった。彼は酸素で膨らんだ気球に乗ったカルーソーだったのだ」 これはU2のボノが、1997年に39歳の若さで自殺したビリー・マッケンジーの伝記本『The Glamour Chase』(1998年刊)に寄せた...

    [続きを読む](2012.11.16)
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