音楽 POP/ROCK
  • 金色に輝くテナー・サックスをスラリと構え、音域のギリギリの限りを縦横無尽に駆け巡り、暴れ馬のような野趣に溢れたトーンを心底優雅に乗りこなしてみせたプレイヤー、それがジョン・コルトレーンだ。彼の息遣いから生まれた全ての音は、今なお人々を虜にして止まない。楽器屋の店先でウィンドウにピッタリ貼り付き、店員に鬱陶しがられながらも、物欲しげにテナー・サックスを見つめる...

    [続きを読む](2011.04.23)
  • R&B/ソウル・ミュージック界にその名を色濃くかつ深く刻むマーヴィン・ゲイの大復活作にして生前最後のオリジナル・アルバムという大看板を背負った作品にしては、このカヴァー写真の安っぽさに違和感を覚える人も少なくないのでは…? 低級な匂いを放つのは、何処かの都会の夜景を背景に、素肌にジャケット(実はジャージ)をまとって頬杖をつくマーヴィンのアップ、という安直なカ...

    [続きを読む](2011.04.06)

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