音楽 CLASSIC
  • ショパンのバラードは全部で4作品ある。完成時期はまちまちで、第1番は1835年、第2番は1839年、第3番は1841年、第4番は1842年である。いずれもピアノの詩人が遺した傑作として愛されているが、最もポピュラーなのは第1番だろう。ロベルト・シューマンの手紙によると、「あなたが書いたほかのどの楽曲よりもこれ(バラード第1番)が好きだ」と告げたシューマンに対...

    [続きを読む](2014.10.21)
  • 1975年に椎間板の大手術を受け、1978年に指揮台から落ちて脳卒中に見舞われた後は、健康状態の悪化やベルリン・フィルとの関係悪化(1981年に勃発した「ザビーネ・マイヤー事件」をきっかけに、カラヤンとオーケストラの間には大きな溝が生じた)に悩まされ、それを反映するかのように、統率力が以前よりも緩み、オーケストラの自発性を重んじる傾向が強まった。要所のみ押さ...

    [続きを読む](2014.10.04)
  • ヘルベルト・フォン・カラヤン生誕100周年の折、仕事の関係で、私は可能限り伝記や評論に目を通した。この指揮者に関する資料は多すぎるほど多く存在する。賛美に徹したものもあれば、批判に徹したものもある。しかし、そこに記されている評価のポイントは大体において同じである。それを肯定するか否定するかの違いが溝を生んでいるのだ。その最大のポイントは、性格的な面と音楽的な...

    [続きを読む](2014.10.02)