映画 MOVIE
  • ナポリ湾に浮かぶ小島で暮らす少年アルトゥーロは16才。母親はいない。尊敬する父親ウィレムは留守がちで、たまに帰ってきても、またすぐに出て行ってしまう。どこへ行っているのかはわからないが、きっと広い世界で冒険をしているのだろう、とアルトゥーロは考えている。そんなある日、ウィレムが若く美しい新妻ヌンツィアータを連れて小島に戻ってくる。まもなくウィレムは島を出て行...

    [続きを読む](2012.04.23)
  • しかし、私がこの映画で一番感銘を受けたのは、アラン・ラッドの早撃ちでも、ジーン・アーサーの魅力でもない。悪役のジャック・パランスなのである(クレジットはウォルター・ジャック・パランス)。彼が演じたのは殺し屋ウィルソン。このウィルソンが、エライシャ・クック・ジュニア扮する短気な開拓農民トーリーを撃つ場面は、鳥肌が立つ。わざと喧嘩を売るウィルソン。カッとす

    [続きを読む](2012.04.12)
  • ジョージ・スティーヴンス監督は、そのキャリアの長さのわりに作品数が少ない。これは彼が完璧主義で、ひとつの作品に時間と予算をかけすぎていたためといわれている。ただ、そうして生まれた作品のいくつかは、映画史上でも、出演者のキャリアの上でも、大きな節目となった傑作として映画ファンに愛されている。たとえば1942年の『女性No.1』。これはハリウッドのベスト・カップ...

    [続きを読む](2012.04.11)