音楽 CLASSIC

楽の森

不滅の作曲家・作品

一度聴いただけなのに忘れられない音楽。なんとなく繰り返し聴いている音楽。
それらはどのようにしてこの世に生まれたのだろう。
ここでは作曲家/作品に焦点を当てながら、作曲経緯やエピソードを紹介、
森のように深いクラシックの世界に踏み込みたい。
文●阿部十三

  • ハイドンの交響曲の中で、個人的に最も愛聴しているのは第88番ト長調「V字」である。有名な第94番ト長調「驚愕」、第100番ト長調「軍隊」、第101番ニ長調「時計」、第104番ニ長調「ロンドン」などもよく聴くが、「V字」にはハイドンの美質がきれいに無駄なく詰まっていて、聴きやすい。簡潔さの中に音楽的内容の充実度と自由度がある。非常に中毒性の高い作品だと思う。指...

    [続きを読む](2012.12.20)
  • 『惑星』のインスピレーションの源泉は占星術である。1913年、セント・ポールズ女子校の音楽教師だったグスターヴ・ホルストは、劇作家クリフォード・バックス(作曲家アーノルド・バックスの弟)から占星術の話を聞き、心を動かされた。そして、それぞれの惑星が持つ性格や雰囲気を音楽で表現しようと思い立ち、1914年5月からこの壮大な計画に着手した。私的演奏会で初演された...

    [続きを読む](2012.12.03)

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