音楽 CLASSIC

楽の森

不滅の作曲家・作品

一度聴いただけなのに忘れられない音楽。なんとなく繰り返し聴いている音楽。
それらはどのようにしてこの世に生まれたのだろう。
ここでは作曲家/作品に焦点を当てながら、作曲経緯やエピソードを紹介、
森のように深いクラシックの世界に踏み込みたい。
文●阿部十三

  • 「ロシア四重奏曲」はヨーゼフ・ハイドンが1781年に完成させた全6作からなる弦楽四重奏曲集で、作曲家本人の言葉を借りれば「全く新しい特別な方法で作曲された」自信作である。作品番号で言うと33。弦楽四重奏曲第37番は、この作品集の1作目にあたるので「op.33-1」となる。ホーボーケン番号では弦楽四重奏曲は「III」に括られるので、「Hob.III:37」と表...

    [続きを読む](2015.12.15)