音楽 POP/ROCK

名盤再考

Reconsidering Masterpiece

無数のアーティストがデビューし、無数の作品がリリースされ、
新しい情報が堆積してゆく中、ともすると過去の名作は埋もれてしまいがち。
CMやドラマで頻繁に使用されれば、その時だけはマスコミも思い出したように取り上げる。
一方、そうでないものには永久にスポットライトが当たらない。
それも世の常人の常なのだろうが、“古典と呼ぶにはあまりに新鮮で魅力的な作品なのに”と
ヤキモキしている人は絶対にいるはず。そんな人の気持ちに応えるべく、
今日性と一見無縁そうだが、今なお私達の心に多くのことを訴えかけるディスクを選定し、
力をこめて紹介する。

  • ドアーズはUCLAの映画学科で顔見知りの間柄だったジム・モリソンとレイ・マンザレクを中心として結成された。ナイトクラブ「ウィスキー・ア・ゴーゴー」でのライヴが評判となり、1967年1月に1stアルバム『ハートに火をつけて』でデビュー。「ハートに火をつけて」がビルボードチャートの1位となり、ドアーズは瞬く間に人気バンドとなった。『まぼろしの世界』は、彼らへの注...

    [続きを読む](2012.01.17)
  • ブリットポップに刺さった棘。リリース当時、マニック・ストリート・プリーチャーズの3作目『ホーリー・バイブル』は、そういうアルバムなんだと思う。なぜって、オアシスの『デフィニトリー・メイビー』、ブラーの『パークライフ』、スウェードの『ドッグ・マン・スター』、パルプの『ヒズ・アンド・ハーズ』、プライマル・スクリームの『ギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップ』...

    [続きを読む](2012.01.02)