音楽 POP/ROCK

名盤再考

Reconsidering Masterpiece

無数のアーティストがデビューし、無数の作品がリリースされ、
新しい情報が堆積してゆく中、ともすると過去の名作は埋もれてしまいがち。
CMやドラマで頻繁に使用されれば、その時だけはマスコミも思い出したように取り上げる。
一方、そうでないものには永久にスポットライトが当たらない。
それも世の常人の常なのだろうが、“古典と呼ぶにはあまりに新鮮で魅力的な作品なのに”と
ヤキモキしている人は絶対にいるはず。そんな人の気持ちに応えるべく、
今日性と一見無縁そうだが、今なお私達の心に多くのことを訴えかけるディスクを選定し、
力をこめて紹介する。

  • ロンドンのイーストエンドと言えば、近年はトレンディなエリアとして有名だ。再開発が進んで洒落た店が並び、ファッショナブルな若者たちが行き交っていて、100年ちょっと前にジャック・ザ・リッパーが闊歩した、貧しくて猥雑な下町の面影は消えつつある。そんなヴィクトリア時代のイーストエンドを知るには、チャールズ・ディケンズの小説なんかを読むのが手っ取り

    [続きを読む](2018.05.19)