音楽 POP/ROCK

名盤再考

Reconsidering Masterpiece

無数のアーティストがデビューし、無数の作品がリリースされ、
新しい情報が堆積してゆく中、ともすると過去の名作は埋もれてしまいがち。
CMやドラマで頻繁に使用されれば、その時だけはマスコミも思い出したように取り上げる。
一方、そうでないものには永久にスポットライトが当たらない。
それも世の常人の常なのだろうが、“古典と呼ぶにはあまりに新鮮で魅力的な作品なのに”と
ヤキモキしている人は絶対にいるはず。そんな人の気持ちに応えるべく、
今日性と一見無縁そうだが、今なお私達の心に多くのことを訴えかけるディスクを選定し、
力をこめて紹介する。

  • NYパンクの重要バンドの一つ、テレヴィジョンは1973年に結成され、74年からライヴ活動をスタートした。後にリチャード・ヘル&ザ・ヴォイドイズを結成し、ロンドン・パンクに影響を及ぼすリチャード・ヘルがベーシストだった頃は、ガレージ・ロック的な音楽性を持っていたらしいが、徐々にフリージャズの影響を反映したサウンドを模索するようになる。77年2月にリリースされた...

    [続きを読む](2011.06.24)
  • 90年代の音楽シーンを振り返ると、ブリットポップでもグランジでもエレクトロニカでもなく、累々と死体が横たわる戦場のような光景を目に浮かべてしまう。というのも、90年代を代表する才能豊かなミュージシャンたちーーカート・コバーン、リッチー・エドワーズ、トゥーパック・シャクール、ノートリアスB.I.G.、レイン・ステイリー、ジェフ・バックリィーーときたら、我先にと...

    [続きを読む](2011.06.09)