音楽 POP/ROCK

名盤再考

Reconsidering Masterpiece

無数のアーティストがデビューし、無数の作品がリリースされ、
新しい情報が堆積してゆく中、ともすると過去の名作は埋もれてしまいがち。
CMやドラマで頻繁に使用されれば、その時だけはマスコミも思い出したように取り上げる。
一方、そうでないものには永久にスポットライトが当たらない。
それも世の常人の常なのだろうが、“古典と呼ぶにはあまりに新鮮で魅力的な作品なのに”と
ヤキモキしている人は絶対にいるはず。そんな人の気持ちに応えるべく、
今日性と一見無縁そうだが、今なお私達の心に多くのことを訴えかけるディスクを選定し、
力をこめて紹介する。

  • 2013年の音楽界のキーワードのひとつは「フェミニスト」だったような気がする。片やザ・ナイフを始めとするオルタナティヴ勢が、先鋭的サウンドに乗せてジェンダー問題を論じ、ポップ界でもビヨンセにマイリー・サイラスにリリー・アレン……と大物スターたちがフェミストを標榜、或いはフェミニズムを語る作品を発表。まあ、こうも氾濫すると混乱も生じて、時にはアーティスト同士で...

    [続きを読む](2014.02.17)