音楽 POP/ROCK

名盤再考

Reconsidering Masterpiece

無数のアーティストがデビューし、無数の作品がリリースされ、
新しい情報が堆積してゆく中、ともすると過去の名作は埋もれてしまいがち。
CMやドラマで頻繁に使用されれば、その時だけはマスコミも思い出したように取り上げる。
一方、そうでないものには永久にスポットライトが当たらない。
それも世の常人の常なのだろうが、“古典と呼ぶにはあまりに新鮮で魅力的な作品なのに”と
ヤキモキしている人は絶対にいるはず。そんな人の気持ちに応えるべく、
今日性と一見無縁そうだが、今なお私達の心に多くのことを訴えかけるディスクを選定し、
力をこめて紹介する。

  • 『シーズ・ソー・アンユージュアル』は、当初日本では『N.Y.ダンステリア』というタイトルで発売された。カラフルでポップなLPジャケットは最初のヒット「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」(これも「ハイ・スクールはダンステリア」と名付けられていたので、そちらで馴染んだファンが多いはずだ)の賑やかで楽しいビデオ・クリップのイメージをうまく伝えていたものだ。1...

    [続きを読む](2012.08.28)
  • その紙は今も机の上にある。そのスペースでもう何年も無くならずにちゃんと残っているのはなぜだろう。1997年4月8日に彼女が卵巣癌のために世を去ったことを告げるインフォメーションだ。たしか日本のレコード会社が送ってくれた。引用する。「アメリカにおける最も影響力を持つシンガー・ソングライターの一人であるローラ・ニーロがコネチカット州ダンベリーの自宅にて死去いたし...

    [続きを読む](2012.08.09)