音楽 POP/ROCK

名盤再考

Reconsidering Masterpiece

無数のアーティストがデビューし、無数の作品がリリースされ、
新しい情報が堆積してゆく中、ともすると過去の名作は埋もれてしまいがち。
CMやドラマで頻繁に使用されれば、その時だけはマスコミも思い出したように取り上げる。
一方、そうでないものには永久にスポットライトが当たらない。
それも世の常人の常なのだろうが、“古典と呼ぶにはあまりに新鮮で魅力的な作品なのに”と
ヤキモキしている人は絶対にいるはず。そんな人の気持ちに応えるべく、
今日性と一見無縁そうだが、今なお私達の心に多くのことを訴えかけるディスクを選定し、
力をこめて紹介する。

  • 2016年中に2010年の『ヘリゴランド』以来の新作が登場すると見られているが、1990年のデビュー以来ほぼ5年に1枚しかアルバムを発表していない、寡作な人たちではある。でも毎回待った甲斐ある作品を届けてくれるマッシヴ・アタックは、音楽界で最も信頼のおけるアーティストの1組だろう。また、ブリストルというイングランド南東部の港町の名を音楽地図に刻み、このファー...

    [続きを読む](2016.01.19)