音楽 POP/ROCK

名盤再考

Reconsidering Masterpiece

無数のアーティストがデビューし、無数の作品がリリースされ、
新しい情報が堆積してゆく中、ともすると過去の名作は埋もれてしまいがち。
CMやドラマで頻繁に使用されれば、その時だけはマスコミも思い出したように取り上げる。
一方、そうでないものには永久にスポットライトが当たらない。
それも世の常人の常なのだろうが、“古典と呼ぶにはあまりに新鮮で魅力的な作品なのに”と
ヤキモキしている人は絶対にいるはず。そんな人の気持ちに応えるべく、
今日性と一見無縁そうだが、今なお私達の心に多くのことを訴えかけるディスクを選定し、
力をこめて紹介する。

  • 1970年代にニューヨークで始まったパンク・ムーヴメントは、まもなくイギリスでも吹き荒れた。その中核を担っていたのは、セックス・ピストルズ、クラッシュ、そしてダムドだった。しかもダムドは1976年の結成以来、無数の活動停止とメンバーチェンジを繰り返しながらも、あらゆる意味でいまだ健在。2001年には『Grave Disorder』を、2008年には『So, ...

    [続きを読む](2012.03.08)