音楽 POP/ROCK

名盤再考

Reconsidering Masterpiece

無数のアーティストがデビューし、無数の作品がリリースされ、
新しい情報が堆積してゆく中、ともすると過去の名作は埋もれてしまいがち。
CMやドラマで頻繁に使用されれば、その時だけはマスコミも思い出したように取り上げる。
一方、そうでないものには永久にスポットライトが当たらない。
それも世の常人の常なのだろうが、“古典と呼ぶにはあまりに新鮮で魅力的な作品なのに”と
ヤキモキしている人は絶対にいるはず。そんな人の気持ちに応えるべく、
今日性と一見無縁そうだが、今なお私達の心に多くのことを訴えかけるディスクを選定し、
力をこめて紹介する。

  • アイルランド共和国と英国の間で和平条約が結ばれて、北アイルランド紛争に終止符が打たれたベルファスト合意から、2018年でちょうど20年。にもかかわらず、つい7月半ばに、シン・フェイン党の元党首ジェリー・アダムスの自宅に爆破物に投げ込まれる事件が起きたり、英国のEU離脱に際して北アイルランドとアイルランド共和国の国境の扱いが大きな争点になっていたり、

    [続きを読む](2018.07.20)